ゴールド、ジュエリーの買取価格って?
80才になって長年連れ添った奥様を亡くされた、知り合いの男性を励ましに行きました。 ひとしきり思い出話をされた後、奥様のアクセサリー入れを持って来て、ひとつずつ見せて下さる。
「これは、どこどこのホテルで買ってあげたんだよ、加代子によく似合っていた。」 「これはね、お土産で買って来てプレゼントしたんだよ。」 などなど、ひとつひとつの品に思い出があることがよくわかります。
しかしながら、お子様のいなかったご夫妻の奥様の方は、病床でも大変に冷静だったようで、 「お金に換えられる物は全部換えてしまいなさい。」と旦那様に言っていたそうです。
しかし老齢の男性がひとりで、どうするのであろうか? インターネットも全くなさらない方なので、ちょっと心配になってしまいました。
このごろ、町でよく「ジュエリー、プラチナ、ゴールドを高価買取」という宣伝を見かけるようになったと思いませんか?実際に買取の店があちこちに出来ているようです。
そういえばつい先日駅前でもらったポケットティッシュに、「このティッシュをご持参の方は買取価格10%アップ」 との広告が入っていましたっけ。
早速実験とばかりに、自分の大昔のアクセサリーの2つを持って、件のティッシュの買取店に入ってみると。。。 とても感じの良い女性店員が応対してくれて、お茶までだしてくださいました。
が、奥から査定をして戻って来て、目の前に出された買取金額にびっくり。 持って行ったのは22金のペンダントトップと18金の小さなダイヤ付きのネックレス。 ペンダントトップは1600円、ネックレスは1000円!
おやまあ、と思って「あらま、随分安くなっちゃう物ですねえ。今ゴールドの相場はいくらなの?」 と聞いたら 「金の相場は3千いくらかといったところですが、それは金の延べ棒の状態であって、アクセサリーに加工されているものと違うんです」 「宝飾品は、買う時は高いですが、、、」 とのこと。
「へー、そうなのね。ではすみませんがこのまま持っています。お手数でした。」 と言うと、 「買取希望額はおいくらくらいですか?」 と聞かれる。
こちらも全くわからないで行った物だから、 「うーん、べつに急いでお金にしたい訳ではないから、もういいわ」と言うと、 電卓を叩いて、 「チラシをご持参くださったし、クーポン券も付けるとして両方で4000円ではいかがですか?」と。いきなり60%アップ?
そういえば、買取価格を提示するときに、グラム数さえだしていなかったし。いい加減だなぁ。「やっぱりやめます、ごめんなさいね。」とそそくさと帰って来た。
いったい買取価格の相場ってどうやって調べるの? 正当な価格っていうのはないのかしら?とネットで調べてみました。
すると、ネットで「査定を無料でします」という店舗もいくつかあります。 私がネットで調べてみたのは 大阪のミリオンゴールド と 田中金属鉱業グループのリ・タナカです
リ・タナカではリサイクル価格という項目があって、 「田中貴金属の公表するRE:TANAKAリサイクル価格は、地金価格の買取価格を基準に、「精製コスト」として分析精製費・鑑定費・手数料等を加味した価格設定となっています。」 と書かれています。
どちらのサイトでも本日の買取価格という表が表示されていて 更に、買取価格のシュミレーションまであるではありませんか!

その日の買取相場×重さ=お買取価格
ということで、先程持って行った2点の金のお買取価格を計算してみると、なんと 9,394円也!
駅前の店でははじめに2600円と言われたものが、9,394円ですよ~、なんと 3.6倍。。。もっと大量な処分だったら、と考えるとコワいです。。。 たとえば、10万円と36万円だとしたら?
これは知っていると知っていないとでは大違いですね。 さっそく80才のやもめさまに電話して、詳細にご説明することにします。
注)記事内の買取価格は取材当日の相場で計算しました。







