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「日本には中高年の女性の味方はいない。」

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東大医学部卒の精神科医、受験アドバイザー、教育『受験のシンデレラ』の映画監督でも知られる和田秀樹さんがオフィシャルブログ「テレビで言えないホントの話」の中でまさに中高年の介護で悩む女性の胸の内を代弁してくれている。

核心の部分を引用させていただくと

「しかし、こんなに不遇な介護離職者や施設がないために介護に困っている人のために共闘してくれる男性はきわめて少ない。保育園がないので仕事ができない人と共闘する男性フェミニストはすごく多いのに。」と嘆いておられる。

「日本には中高年の女性の味方はいない。」とも。
全く同感する。

介護政策が改善されなくては、近い将来大きな社会問題になって取り返しがつかない状況になってしまう恐れさえ否めない。

50〜60代女性で一生懸命介護をする方々は、声高に介護の苦労話をなさらないのかもしれないが、そろそろ大声で窮状を訴えてもいいのではないだろうか?

和田氏が書いているように介護で困っている人をテーマにした映画はかなりいいアイディアだ! これをきっかけにウェーブがおきるといいのに。

同世代の皆様の多くの方々はこれをお読みになって同感されるはずだ。

和田秀樹さんのブログでは過去に介護離職者(介護のために仕事をやめた人、主に女性)の話題を2回取り上げていらっしゃるので、核心の部分を引用させていただく。

2010-02-28 中高年女性の味方のいない国

......(中 略)......

 

それに対して、介護離職者(介護のために仕事をやめた人、主に女性)はなんと15万人。特別養護老人ホームのベッド数は約40万ベッドに過ぎず、待機者の統計もはっきりしたものがないが、5万とも10万とも言われている。

親の介護のために仕事をやめる人の数の多さという点では、保育園がなくて仕事が出来ない人の6倍以上のようだし、高齢者が増え続け、要介護者も500万人といわれているが、特養ホームの数は保育園の数の5分の1もないのだ。

しかし、保育園がないので、仕事が出来ない人は、年齢的に子育てが一段落したら復職できることが多いが、親の介護のために仕事をやめる人は50代、60代という年齢を考えると、親が逝去した後、復職できる見込みはきわめて小さい。

しかし、こんなに不遇な介護離職者や施設がないために介護に困っている人のために共闘してくれる男性はきわめて少ない。保育園がないので仕事ができない人と共闘する男性フェミニストはすごく多いのに。

要するにフェミニストを名乗る男性は若い女性が好きなだけで、中高年の女性が好きでないということだろう。女性が性の対象でないとかいいながら、若くない女性とは共闘する気がないのだ。

この現状にむかついて、介護のためにこれまでのキャリアを無理やりに捨てさせられる女性について映画を作ろうとしたら、どこも金を出してくれない。けっこういいシナリオも出来ているのだが、(作ったらどこかの映画祭では ――日本の評論家にわかってもらえるかはわからないが――賞をとる自信もあるし、いろいろな介護者の団体も知っているので、損をさせない自信もあるのだが)見向きもされない。

日本には中高年の女性の味方はいない。

私はぜひその味方になりたいのだが、金がない。

2009-04-23 09:07:53 在宅介護政策の限界

......(中 略)......

 それより、芸能人にまつわるニュースで衝撃的だったのは、私と同世代の女性タレントが父親の墓前で自殺したことだ。介護疲れが原因と報じられている。 実際、介護疲れのうつの人や自殺者はかなりの数でいる。

それもこれも、厚生労働省の無理な在宅介護政策のためだ。

家で看取るのがいちばん幸せと聞こえのいいことをいって、介護施設を増やさない。ところが、配偶者の介護だと老老介護になるし、子ども世代の介護になると、うつになりやすい中高年の女性が狙い打ちにされる。

女性によっては、50代の仕事人生の仕上げの時期になくなく仕事をやめることになることも多い。

要介護高齢者が本格的に増えるのは、80代後半である。それを介護する子世代は50代半ばから60前後。

今は、それを団塊の世代が担っている。

昭和22年の出生率は4.54。家に4-5人子どもがいるのが普通だった。

しかし、それが32年になると2.04になる。子どもが二人の時代にすぐなってしまうのが日本だ。

これで在宅介護などできるわけがない。

しかし、保育園がなくて、仕事ができない女性の要求は通りやすいし、女性の働く権利は擁護される。しかし、介護施設がないために仕事をやめる女性は擁護されないし、介護保険をもっと作れというと親不孝といわんばかりの対応をされる。

しかし、保育園がないために仕事をやめても条件はともかく復職の道はあるが、介護施設がないため仕事をやめる女性の復職の道は年齢的なことがあって限りなく厳しい。

要するにフェミニストと称する連中は若い女性の味方はするが、中高年の女性の味方にはなってくれないということだろう。

日本人の平均寿命が50歳をこえたのは昭和22年の話で、日本人は短命民族だったし、当時長生きできたのは栄養状態も衛生状態もいい金持ちだった。当時の金持ちには女中がいたから、嫁や娘はある程度の介護はしても、おむつを替えるようなことはなかったようだ。

家族介護は日本の美風というのはうそっぱちだ。 そういうことを伝える映画を作りたいがスポンサーがみつからない。

日本の国に生まれた中高年の女性は気の毒でならない。 若い女性を抱えている芸能事務所は警察にも税務署にも強いのに...

日本の女性は若いことばかりが偏重されるが、人間というのは歳をとるほど神経伝達物質がへってうつになりやすいし、免疫機能がおちてがんになりやすくなる。 先憂後楽の人生が本当はベストなのだが。

以上和田氏のブログより引用

日本には中高年の女性の味方がいないならば、中高年の私たちが自分たちの声を世に届ける事も必要だと思いませんか?

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