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「ママ、いつ死んでくれるの」と娘に言われたら

母の遺産―新聞小説 (水村 美苗 (著) )は50代女性に読んで欲しい、こんな本です

家の中は綿埃だらけで、洗濯物も溜まりに溜まり、生え際に出てきた白髪をヘナで染める時間もなく、もう疲労で朦朧として生きているのに母は死なない。若い女と同棲している夫がいて、その夫とのことを考えねばならないのに、母は死なない。ママ、いったいいつになったら死んでくれるの?親の介護、姉妹の確執...離婚を迷う女は一人旅へ。『本格小説』『日本語が亡びるとき』の著者が、自身の体験を交えて描く待望の最新長篇。

amazon より

私は新聞の書評を見て、これはおもしろそうだと思ったので一気に読みました。

自分の時代、親の時代、受け継ぐ「時代」というもの、部分的にでも「自分の状況と非常に似ている。。。」と思う同世代女性は多いのではないか?と思います。

読売新聞土曜日に連載された小説が単行本化されたこの本はまさに新聞小説としての狙いがぴたりとあたったと言えるでしょう。この作家の凄いところだと思いました。

この話は現代のある世代の縮図とも言えるのではないでしょうか?

「ママ、いったいいつになったら死んでくれるの?」。主人公の美津紀は介護に疲れ、深夜のLDKでつぶやく。

口にはださないけれど、ある所まで行くと「ママ、いつ死んでくれるの」という想いが出て来るというのは真実だと思います。 きれいごとですまされないのを知ってしまった年代(50代後半ですよね。。。)の女性は誰もが、読んでみる価値のある小説だと思います。

母である自分も必ず老いていくのですから。。。

突っ込みどころは人によって様々にあるのはもちろんです。(映画だって、小説だってそうですよね。) でもこの小説は、個々の設定に特色があるものの、最大公約数的にうまく現代の問題がインスパイアーされるように描かれていると私は思いました。

ですから、ご自分が小説を読んだ後にAmazonのレビューをのぞいてみてください。

  • 。。。そんな主人公の言動に、自分と重なる部分を見つけ、スッと背筋が寒くなりました。
  • 今現在の自分の状況とあまりに似ていて一気に読みました。
  • 今、まさにこの本と同じ状況で親を看ている私にとって、すべてに身につまされる思いで読んだ。
  • 50代の女性を主人公にした小説はそう多くはない。しかも50代の女性を主人公にしたこれほど骨太の小説には、滅多にお目にかかれない。
  • などなど。。。

こうした感想を多くひきだしている「母の遺産」という小説は、小説という役割を見事に果たした職人芸の小説といえると思います。

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