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まつ毛についてのあれこれ

髪の毛が年々細くなったり、こしがなくなったりするのと同様、まつ毛も変わりつつあるのを感じる今日この頃です。若い頃は、毛もふさふさして長かったまつ毛もこの頃、なんだか短くなったようで量もへっているのかしら?と、お思いの方もおられるのではないでしょうか。

今日は、まつ毛についてのあれこれを、書いてみようと思います。 私自身も、数年前から定期的に「まつ毛パーマ」をしてもらっております。それは、以前ビューラーでカールしようとして、指がすべったひょうしに、強くひっぱられてゴソッとまつ毛が抜けてしまいました。それ以来、まつ毛パーマのお世話になっています。これなら毎朝、お化粧のたびにビューラーを使う必要もないし、まつ毛が抜けることもないのですか、なんだか若い頃より量もへり長さも短くなってきたような気がするので、エクステンションを試してみました。 出来上がりにも大満足で、長く、密集したまつ毛に戻り、すごくうれしくなりました。でも、日々のお顔のお手入れは案外むずかしいもので、アイメイクをおとすのも、オイルを含まない、アイメイキャップリムーバをコットンに含ませて、ソッとふきとります。

エクステンションは、「つけたままのつけまつ毛」というものですが、接着に使う溶剤の安全性やエクステンションに使っている素材はどういうものか調べてみました。 まず、素材ですが、ミンク、シルク、ポリエステルなどがあり、太さは0.15ミリから0.2ミリという細さのなかから、目頭用、真ん中、目尻用と使い分けて、お客様の目の形、まつ毛の太さとのバランスを取りながら、1本1本に接着します。 接着も、まつ毛にベタッとつけるのではなく、まつ毛の中程1ミリ以内にすると、とれる時ハラリとエクステンションだけがとれ、自分のまつ毛には負担にならないのです。

毎日の手入れも、エクステンションが1日でも長く長持ちするよう、気をつけてクレンジングや洗顔をする必要があります。それでも3週間くらいたつと洗顔のたびに1本、また1本ととれていきます。そして1ヶ月後には1、2本を残すのみとなります。 美しく保つには、2週間に1度のメンテナンスをするのが理想のようです。 このようにして、エクステンションを繰り返し続けていると、やはりまつ毛にダメージがあるのか、一緒に抜けてしまったのか、以前以上に少なくなっているような気がします。 そうなると、接着剤はどうなのか、何だかアロンアルファーみたいな臭いがしたけれど危険はないのかしら、と心配になってきます。実際、接着に使う接着剤のグルーは、医療用の傷口をふさぐゼリー状の接着剤を黒く染めたものですので安全なのです。 少しの間、エクステンションをするのを休んで、まつ毛をいたわることも必要だ、とわかっているのだけど、やっぱり、ふさふさと長いまつ毛は魅力的で、街ですれちがった女性が、目を伏せるような、ふとした仕草に何ともいえぬエレガントさを感じ、あ〜、やっぱりいいじゃない、と、ついついまた、エクステンションをする、という女心は、いくつになっても変わらないものなのでしょう。

というのは、昔からのようで、19世紀のフランスにジャック・ルイ・ダビッドという画家が「レカミエ夫人」という肖像画を残しています。その長いすに足をのばすかっこうで座るレカミエ夫人の着ているのは、何と薄物の肌もすけてみえるような、まるで下着のようなドレスです。彼女は、当時のパリ社交界の花形で大変美しく、あのナポレオン・ボナパルトもぞっこんで、何度も誘惑しようと通ったというほどの実在の女性です。 当時は、それまでのゴテゴテと飾った宮廷ドレスが野暮とされ、シンプルで、ナチュラルな古代ギリシャ風の木綿のモスリンで仕立てたドレスが流行し、誰もかれもまるで下着のようなシースルーの過激ファッションを好んだそうです。そして、パリの極寒の冬に、この姿はあまりにも過酷で、たくさんの女性が風邪でたおれ、命を落としたという、何とも笑えないような本当の話があります。

エクステンションを続けて死に至ることはないですが、いつの時代も女性はおしゃれのためには健康を害することもいとわないのだなあ、と考えていましたら、以前眼瞼下垂について書いたことを思い出しました。 まぶたを開けるという筋肉、眼瞼筋は非常に刺激に弱い筋肉なので、長年コンタクトレンズの着用や、加齢などでまぶたが下がってくる病気を「眼瞼下垂」といいますが、長年エクステンションを続けたり、つけまつ毛をつけ続けると、まぶたにかかる重みで「眼瞼下垂」になりやすくなるというリスクがあることを御注意しておきます。眼瞼筋は非常に弱くて繊細な筋肉ですのでエクステンションのたった1グラムほどの重みでさえ負担になるのです。

普通は50代に入ってから感じる、上まぶたがかぶさるような重苦しさですか、今後は「眼瞼下垂」の症状が出るのは30代からかもしれません。 太くて長いまつ毛は魅力的でも、なるべく軽く、植え付ける本数も加減しながらエクステンションを楽しむのが賢明でしょう。 それから、まつ毛自身もケアすることも大切です。マスカラタイプのトリートメント剤をこまめにつけていたわりながら、大人のおしゃれを楽しみたいものですね。

  • 山本 賀世子  (コスメトロジスト)
  • 1953年 広島生まれ。 20歳で美容師免許を取得する
  • その後エステに転向。化粧品会社勤務を経て1988年に、「美しく、健康な素肌」をテーマに『ティナコレクシオン』を設立。
  • 美容相談およびフェイシャルトリートメントをおこなっている
  • 国際エステティックライセンス、インファー・ゴールドマスター

★「お手入れをするときに、どんな化粧品を使ったらよいか等のお問い合わせ及び質問は山本賀世子 の主宰するサロン『TINACOLLECTION』へメールでお問い合わせください」

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