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山本賀世子の50才からのキレイ/ 2011年パリのエステ事情

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昨年の暮れにヨーロッパ全体を襲った大寒波の影響が残ってないかと恐れつつ1月17日にパリに到着したのですが、以外にも寒さはそれほどでもなく、滞在中、平均して5℃〜7℃くらいの気温でしたので、予定していたスケジュールも難なくこなせて安心いたしました。

今回のパリの第一目的は、なんといってもローズマリー・ブルネさんの"Digiténergie"の研修を受けることでした。それといつものように、気になっているサロンの体験をして来ましたので合わせてご報告をいたします。

まずはローズマリーさんですが、以前にも書きましたように、フランス発祥のパンスモンジャッケでの施術を行う数少ないエステティシャンです。以前はホテルクリヨンのエステテックルームに勤務して世界中から訪れる、いわゆるセレブと云われるような顧客を持ち、のちに、ジャック・パルツ氏にローズマリーのためにエッセンシャルオイルを作ると言わしめ、「Les mains d'or」と呼ばれた伝説的な方ですが、今は、一人でアパルトマンの一室で楽しんで仕事をしておられます。が、紹介がないと予約のとれないサロンなので、2年前に初めてサロンに伺ったときは沼田華枝さんに紹介していただきました。

今回の研修は、中国式の経絡にそってツボをとらえて刺激し、指から「気」を出して身体全体を整え、それに加えてお顔はフランス式のパンスモンジャッケを反射区に行っていくという、ローズマリーさん独自のメソッドです。

研修中、指から「気」を出してパンスモンを行い、手の平全体でさらにお客様の身体にエネルギーを送り込み体調を整えることを何度もくり返しているうちに、二人の「気」がすごく似ていると言われ、誕生日をたずねられたら何と生年月日が一緒だったのには驚きました。普通、西洋で誕生日を聞かれ「星」の話になるとたいていは西洋占星術で「あなたは牡牛座ね」なんていう感じですが、ローズマリーさんとは、お互いに二黒土星だから土地の星ね、と陰陽五行の星の話になり、施術するお客様の星がわかれば、かかりやすい病気を予測できるので、それに合わせた施術ができ、よりお客様からの信頼度が高まる、とか、頂く施術料金に対しての経費はどのくらいかというような経営面の話もして下さり、すべて勉強になりました。そして、出会うべき人に出会ったのだなあと感じました。研修は私の滞在中一回3時間を3回行っていただきました。最初にモデルさんを使って2時間、そのあと説明を受けながら、力の強さ、リズムなどを私に施術しながら教えて下さるのです。

日頃の私の施術は、お顔からデコルテ部分が主なので、おなかに対する刺激の強さがつかめず思ったように出来なくて、一回目が終わった帰り道はガックリ、という感じでしたが、最終日には、これだ、と思える手技が出来るようになりローズマリーさんにもC'est parfait !(パーフェクトね。)と言っていただき、ディプロムを頂戴した時は本当にうれしかったし、仕事に対する意欲も急上昇でした。

いつもはにこにこ顔でやさしい話し方をなさり私達を和ませて下さるローズマリーさんですが研修の時は打って変わり鬼のようなきびしさで真剣な指導をして下さったのもとても嬉しかったことです。

研修のない日は、他のサロンにもお客として行ってみました。4年前に初めて行った、マドレーヌにあるジョエル・シオコのサロンで受けたスキュルチュールマッサージも、あれからどのように進化しているかと期待して行ったのですが、50分190ユーロという値段にも驚きましたが(以前は75ユーロだったのですごい値上げ)担当者は15年のキャリアというには技術的にも理論的にも納得のいくものではなかったことと、やたらと高い自社開発化粧品を売り込むのには閉口しました。ソワンの途中にシオコ女史がキャビンに入ってきて有名人や歌手の名前を言って、すごい人達がいっぱい来ているのよ、と自慢気に話すのも少々いやみな感じがしました。

以前は受付のあたりももう少し活気があり、お客様もたくさん見たのに今回はガランとしてスタッフの数も少ないしどうしたのでしょうか。値段が高すぎて普通のお客様は来られなくなったサロンになってしまったのでしょうか。本当のところはわかりませんが。

その他は、ホテル スクリーブの中にある「ケイラオスパ」でボディのメニューにあったバンプーマッサージ60分とお顔のアンチエイジングのコース60分を受けてみました。このスパは、キャビンの数は3つと規模は小さいのですが、とてもモダンな作りで、ぴかぴかの真っ白なタイルの壁面に囲まれた中に、これまた真っ白なバスタブやミニサイズのハマム、施術ベッド、タオル、とすべて白ずくめなのに不思議と落ちつくような雰囲気になっています。気分は、真っ白な砂漠の中でのんびりとお手入れをしてもらうという感じを受けました。

使用する化粧品はサンソテックというフランスの南の街、ペルピニャンの製品でした。アジアをイメージした製品でパック剤に「ゲイシャ」というネーミングのものがあると聞き思わず笑ってしまいました。 肝心のお手入れですが、担当のエステティシャンは河野悠紀さんという方でパリのエステティックの学校を卒業し、CAP(国家試験)に合格、正式な労働許可証をもってこのスパに勤務しておられます。 最初がボディのバンブーマッサージです。アロマオイルを塗布してから少し手でマッサージをした後、竹の丸みを利用して圧をかけていくという方法です。 圧のかけ方もちょうどよく、丁寧な施術にうっとりしました。

お顔のコースは、クレンジング、ゴマージュ、マッサージ、マスク、という普通のお手入れで、特別に驚くようなものはなかったものの、何と言っても河野さんの丁寧な施術はそのお人柄がそのまま出ていて、おだやかでなんとも心地よいものでした。まだお若いようにお見受けしましたので今後どのように成長なさるかが楽しみです。河野さんは現在、私がおすすめのパリ在住日本人エステティシャンです。

パリにお出かけの際は是非、このケイラオスパでお手入れなさってはいかがでしょうか。このサンソテック以外にもカリタ、ビタマンの化粧品を使ってのメニューもありましたし、時差ボケを解消するジェットラグマッサージもメニューにありましたので、これを次回は受けてみようかと思っています。

それからもう一つ、設備面ですばらしいのが着替えをするお部屋があることです。トイレ、シャワールーム、アロマのミストハマム、ジャグジーまでありすべてが清潔、脱いだ洋服を入れるロッカーに鍵もついていてキレイ、安心。お手入れだけでなく、おまけでハマムも使えるのはお得感いっぱいです。料金も60分96ユーロは決して高くないと思いました。

このように毎年、めまぐるしく変わりゆく社会状況のなかで、世界中の人々の心をつかんで常に進化しているパリを体感すると、何度訪れても、もう飽きたということはありません。 次回は、エステティック以外で感動したことや、考えさせられたことなどを お知らせいたします。パリの続きをお楽しみに。

  • 山本 賀世子  (コスメトロジスト)
  • 1953年 広島生まれ。 20歳で美容師免許を取得する
  • その後エステに転向。化粧品会社勤務を経て1988年に、「美しく、健康な素肌」をテーマに『ティナコレクシオン』を設立。
  • 美容相談およびフェイシャルトリートメントをおこなっている
  • 国際エステティックライセンス、インファー・ゴールドマスター

★「お手入れをするときに、どんな化粧品を使ったらよいか等のお問い合わせ及び質問は山本賀世子 の主宰するサロン『TINACOLLECTION』へメールでお問い合わせください」

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